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【精油Dictionaly vol.6】ローズの効能について

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こんにちは、IFA認定国際アロマセラピストのちぃころです。

今回は女性の心と身体にとっても役に立つローズについてご紹介します。

rosa damascena

  • 学名:Rosa damascena / Rosa centifolia (ローズの種類によって名前が違う)
  • 英語名:Rose 和名:バラ
  • バラ科

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ローズの精油は2種類ある

ローズの効能などのお話に入っていく前にまずお伝えしたいのは、

ローズの精油はローズオットーローズアブソリュートの2種類あるということです!

この2種類は同じローズの精油でも、別物なんじゃないかな?と思ってしまうぐらいに色も香りも異なります。

まずは、その2つにはどんな違いがあるのかみていきましょう。

 

オットーとアブソリュートの違いは?

①香りが違う!

まず、2つとも香りが違います。

同じローズの香りであることは変わりないですし、根底は同じなのですが、

その香り方や、重さ、嗅いだ時の印象、そこから連想するイメージも全然異なるんです!

私なりの印象で2つの香りを言葉で表現するならば

  • 気品あふれるみずみずしいフローラルの香りがオットー
  • 華やかで情熱的に心を温めるフローラルの香りがアブソリュート

という感じです。

これはあくまでも私の主観なので、是非とも、実際にアロマショップで2つの精油を嗅ぎ比べてその違いを楽しんで頂きたいです。

②含まれている成分の比率が違う!

①のような香りの違いが起こるのはなぜなのか?

それは、2つに含まれている成分の比率が違うからです。

もちろん、同じ植物から取れるものなので共通している成分も多いのですが、

一番含有率の多いメインとなる成分が違っています。

その違いは次の通り。

  • オットーは 心を高揚させたり、神経のバランスをとる作用を持つモノテルペンアルコール類のシトロネロールの比率が高く、優しい香りになる
  • アブソリュートは、バラの香りの核となっているフェニルエチルアルコールの比率が高く、濃厚な香りとなる

③抽出法が違う!

では、なんで②のような違いが現れるのでしょうか?

それは、同じローズから取るといっても、精油の採り方(抽出方法)が違うからです。

それぞれの抽出方法はこちら。

・ローズオットーは【水蒸気蒸留法】

水蒸気蒸留法は精油を採る方法として一番メジャーなもので、ローズ以外にもいろいろな植物で使われます。

その方法とは、まず、大きな窯に原料となる植物を入れて、水蒸気を当てて加熱します。

そうすることで精油を含んでいる細胞が壊れて中の精油が空気と一緒に窯の中に充満するんですね。

それを冷やして再び液体にしたときに、精油は油脂の性質を持っているので、水とは混ざらずに浮いてきます。

その浮いてきた精油を採る、という方法が水蒸気蒸留法になります。

化学物質などを一切使わずに水だけで蒸留できるので、不純物が混ざらないのがメリットですが、

熱に弱い成分は壊れてしまって抽出できないというデメリットがあるようです。

 

・ローズアブソリュートは【有機溶剤抽出法】

有機溶剤抽出法とは、ローズやジャスミン、フランキンセンスなど、花や樹脂の精油を抽出するときによく使われる方法で、

原料となる植物を石油エーテルやヘキサンなどの溶剤(あらゆる物質を溶かすのに使う液体)に混ぜて、精油を採っていきます。

まず、植物を溶剤に溶かすと、精油を含んだ「コンクリート」と呼ばれる蝋みたいなかたまりができます。

(コンクリートと呼ばれていますが、道路とか建物に使われるものとは違います)

そのかたまりから更に精油だけを抜き取るために、アルコールを混ぜます。

そうすると、アルコールと精油が混ざったものだけが抜き取ることができるそうなんですね。

そこからまた更に、アルコールを除いて精製すると、やっと精油だけとなります。これが有機溶剤抽出法の過程です。

この方法は、熱で壊れやすい成分を壊さずに抽出でき、植物そのものの香りに近い形で採れるのがメリットとされていますが、

その過程で溶剤などを混ぜるので、その残留物がふくまれている可能性があり、肌などに使うのを良しとしないセラピストの方もいらっしゃいます。

④色が違う!

③のように抽出方法が違うことで、精油の液体としての色も違います。

オットーは無色透明に近い色で、

アブソリュートは赤茶色みたいになります。

これは、有機溶剤抽出法(アブソリュートを抽出する方)の方が花の色素なども一緒に抽出できるからだそうです。

こんなひとにぴったり

ローズ 効能 2

ローズオットー

本当に深く傷つき、辛く寂しいときに。他の人の優しい気持ちや愛情にも卑屈になってしまいがちなときに。

心をほぐし、再び愛情を受け入れて、返せるようになる柔らかな土台をつくってくれるます。

ローズアブソリュート

何かに傷ついて心が冷えてしまったけれど、負けずに力強く立ち上がる力が欲しいときに

心を温めて、満たして、幸せな気持ちにさせ、内側からの情熱や感情を引き出し、表現するのを助けてくれます。

オットー、アブソリュート、共通

女性特有のトラブル、特にPMSや更年期などの憂鬱やイライラを優しく癒してくれます。

少しずつ生活に取り入れることで、そういう時期の感情の波を立たせにくくしてくれます。

自律神経の働きを助けて、強くする力も◎

 

心への効能

ローズ 効能 3

・ローズオットー

優しい愛情を思い起こさせてくれる香りで、特に傷ついた心にその本領を発揮します

なぐさめ、甘やかし、どんぞこからゆっくりと引き上げます。

涙が出てきてしまう日が続いても、ローズオットーの香りを少しずつ取り入れることで、悲しみを受け入れるのが楽になります

悲しみが強すぎるとき、誰かの優しさも卑屈になったり、お礼を言う気力がないほど無気力になったりしがちなもの。

その心をゆっくりと時間をかけて強くし、心にスペースを空け、優しさや愛情を再び受け入れる場所を作ります。

・ローズアブソリュート

ショックな出来事に出会ったときに、閉じこもるのではなくて、

感情や情熱を起こさせ、心を温かくすることで、ショックを力強く乗り越える力をくれます。

ローズオットーよりも深みがありますし、どっしりとしているので、心の奥底、芯に効いてくれる感じ

 

体への効能

婦人科関連ケアには外せない精油の一つ

ホルモンバランスに密接に関係する脳の視床下部という場所に働きかけ、女性らしさをアップするのを助けてくれます。

生理前後のPMSによる体調や心の変化、生理痛や憂鬱、更年期の急激な身体の変化など、

女性の一生を通じて感じる身体や心の変化を受け入れやすくするサポートをしてくれます。

私自身も、以前は生理が全然来なくて、周期が不順なのが気になっていましたが、

ローズ(私はローズオットーが好きなので、そちらを)の芳香浴や全身のマッサージをするようになったあたりから

だんだんゆっくりと、以前よりも周期が縮まってきています!

オットーでもアブソリュートでも、共通の特徴なので、どちらか香りが好きな方を使ってみて頂くといいと思います^^

 

肌への効能(研究結果の紹介)

ローズの効能 4

研究され始めたローズの肌への効能

ローズは世界三大美女といわれるクレオパトラが毎日使用していたと言われるほど、

大昔から美容の効果については有名ですよね。

最近になって、それを裏付ける研究も進み始めています。

今回は肌への効能と共に、その研究結果についてもご紹介します。

ローズの香りを嗅ぐことで肌のバリア機能がアップ

ストレスが肌の大敵なのは多くの人が知る事実

日々のストレスが溜まると、肌の新陳代謝もスピードダウンして老化を早めたり、

肌のバリア機能も普段よりうまく働かず、肌荒れしやすくなってしまうと言われています。

そのストレスによる肌バリア低下に関する研究結果がAEAJ(日本アロマ環境協会)のHPにて発表されていまして、

ローズの精油の香りがストレスによる肌バリアの低下をふせぐということが分かってきたようです!

ローズ精油の香りを嗅ぐことで、ストレスを緩和させるとともに、ストレスによる皮膚のバリア機能の低下を防ぎ、肌を良い状態に保つことが確認された研究データを紹介します。

・実験方法

対象:21歳前後の女性14名

ローズ精油の香りを吸入する群、香りを吸入しない群に分け、ストレスの要因となる進級試験の21日前から実施。

試験前、試験中、試験後にストレスの指標(唾液コルチゾール量)、肌のバリア機能の指標(水分蒸散量)を測定しました。

出典:ストレスによる肌のバリア機能の破壊に対するローズ精油の吸入効果

コルチゾールというのは、ストレスを感じるときに人間の身体の中で分泌されるホルモンの名前です。高ければ高いほど、ストレスを感じているということが判断できます。

また、肌バリアが低下していると肌から蒸発する水分量が多くなり、肌の乾燥を招きやすくなるため、その値も一緒に比べて測定したようです。

その結果、ローズの香りを嗅がなかったグループに比べて、ローズの香りを嗅いだグループの方が、

コルチゾールの値も、肌から蒸発する水分量も低くなり、

ストレスによる肌バリア低下が少なかった!ということが判断できたようです。

ローズの香りがうまくストレスなどを緩和させて、肌のバリア機能低下を防いだんですね。

肌に塗る必要もなく、香りを嗅ぐだけでも良いのなら、ローズを日常に取り入れるほかありません!

ローズの精油 おすすめの活用法

ローズは美容にも、女性の周期にも良く、芳香浴でお部屋の中に香らせたり、バスソルトに混ぜてお風呂に入れて楽しむのもおすすめなのですが、

今回は肌の保湿もできて、香りも最大限に取り込める方法を提案したいと思います!

お風呂上りにローズスチーム

ー用意するものー

  • 洗面器
  • お湯(45~50度以上の、湯気がたっているもの)
  • ローズの精油3~4滴(オットーでもアブソリュートでも、どちらか好きな方で可)
  • バスタオル1枚

ーやり方ー

  1. 洗面器にお湯を入れ、そこにローズの精油を垂らす
  2. 目を瞑った状態で、洗面器からの蒸気を顔に当てるように、顔を洗面器の上に持っていく
  3. 頭からバスタオルをすっぽりかぶり、蒸気が逃げないようにする
  4. そのまま目を瞑った状態で2~3分ローズの香りと蒸気の温かさを楽しむ
  5. 2~3分蒸気浴を楽しんだら一回バスタオルをとって休み、また2~3分蒸気浴を楽しむ。これを2~3回繰り返す。

これ、乾燥が気になる季節の保湿にとてもいいです!くりかえしてると、肌がやわらかくなってもっちりします。

しかもローズの香りをいっぱいに取り込めるので、ふんわりと優しい気持ちになれて、いい気分で寝ることができるんですよ。

なので、寝る前、夜のお風呂上りがおすすめです。

 

注意事項

  • 作用がパワフルなので、基材に対して1%濃度ぐらいで使用してください。
  • 通経といって、生理周期を整える作用があるので、妊娠初期(36週目)までは使用しないでください。また、その後の期間で使用する場合も、体調などに十分気を付けながら使用してください。

 

おわりに

今回はローズのエッセンシャルオイルについてご紹介しました。

心を幸せな気分で満たして癒してくれる上、香りを嗅ぐだけでも美容に役立つローズ。

あなたも、生活に取り入れてみませんか?

 

 

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新卒で入った会社で体調を崩したことをきっかけに、IFA(アロマセラピストの国際資格)を取得しました。
このブログでは、
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などをメインに書いていきます。
ラジオを聴きながら好きなアロマを炊く時間が好き。 [/profile]