こんにちは、IFA国際アロマセラピストのちぃころです。
寒い季節がやってきましたね。
足や手先が冷えて眠りにつけないとき、ありませんか?
眠れないと寝返りを打ち過ぎると、一人きりのベッドで心まで冷え切らないうちに、
優しく香る木々や木の実の香りと共に、フットバスをしてみませんか。
人肌よりすこし温かいお湯の温度は、あなたの疲れた足や心を抱きしめてくれるように温めてくれます。
冷え性が身体によくない理由
「冷えは万病のもと」とよく言ったものだが、それはなぜなのでしょうか
身体が本来持っている免疫力や治癒力は、体温が36.5度以上の状態で最もよく機能すると言われているからです。
私の友人に平熱を聞いてみても、35度台の人が多いので、36.5度は平均より少し高めなようだと思います。
免疫力や治癒力は、病気になった時やケガした時だけに必要なものではありません。
日々、身体が活動する中で絶対に感じる疲れの回復にも治癒力は必要だし、
日々身体の中で生まれ続けるがん細胞(大半は死滅するけれど、それが残ってしまうとがんになる)の消滅にも免疫力は必要だそうです。
そんな免疫力や治癒力を失わないため、冷えは小まめに解消しておくに限ります。
冷え性の改善を助けてくれる精油たち
精油の中で冷え性の改善を助けてくれるのは、森のハーブや木の実の精油たちです。
ハーブには、きゅっと縮まった血管を緩ませて血行をよくする力があるし、
木の実の精油には、心身を共に元気にし、身体を温める力があります。
その種類には、私たちが慣れ親しんだ
- ユズ
- オレンジ
- レモン
などの木の実もありますし、
- ローズマリー
- ラベンダー
- マージョラム
などのハーブの代表格もあります。
とくに、マージョラムに至っては血行促進作用にとても優れ、肩こりの解消のためにも頻繁に使われる精油でもあります。
そしてさらに、
- サイプレス
- サンダルウッド
- ジンジャー
など、木々や根っこにあたる精油も、冷えの改善には大いに役立ってくれます。
この中から好きな香りの精油を選んで、ゆっくりと足や全身を温めに行きましょう。
ほっと一息 フットバスのアロマレシピ
冬の寒い日に、空っ風の吹くホームで芯から冷えそうなとき。
温かいお湯とその湯気に乗る精油を、私は思い浮かべます。
帰ったらお風呂に入ろう。夜寒かったら足湯をしよう。そうやって自分を労わる想像をするだけで、心は冷え切らなくてすむのです。
– 冷え性改善フットバスのレシピ –
- ラベンダー2滴
- サイプレス2滴
- ユズ2滴
- マージョラム2滴
上記の4つの精油を天然塩40gに混ぜ、足首の上までつかるぐらいのお湯に入れます。
お湯の温度は、42~45度くらいの熱めがおすすめですよ。
足し湯をしながら、好きな本でも開いて30分程ゆっくりしてみてください。
あとのことは、それから考えましょう。
大切なこと。こんな寒い日に、自分を労わることは、とても大切なことなのです。
おわりに
寒い冬に凍える身体も、冷房で冷えた夏場の身体も、
優しく緩ませ、じんわりと温まっていく幸せが
あなたのところにも届きますように。
*精油をつかってみたいと思ったら*