
アロマセラピーの資格の中で、一番有名なAEAJ(日本アロマ環境協会)が認定する資格。
アロマセラピーを趣味の範囲で勉強したい人も、今の自分の仕事に活かすために資格を取ろうと思う方も、プロのアロマセラピストを目指したい方も、
あらゆる方のにとってのアロマの世界への登竜門のような資格です。
でも、AEAJの中だけでも、アロマテラピー検定やら、アドバイザーやら、色々あるけど、どれから取ればいいのか、何からやればいいのかよく分からない…
そんな風に思ったことはありませんか?
今回は、AEAJの資格について、
- どんな資格があるのか?
- その勉強方法は?
- それぞれどんなレベルの資格なのか?
- それぞれどうやったら取れるのか?
- 大体の費用は?
などを書いてみたいと思います。
資格取得を目指す方のお役に立てれば幸いです。
でもAEAJだけで資格の種類豊富すぎてかなり長くなりました。
なので、まず簡単に「こんな人には、この資格!」っていうプチまとめを書いておきます。
・アロマセラピーの基礎を学びたい方
⇒アロマテラピー検定2級
・基礎は知っていて、30種類以上の精油について学びたい方
⇒アロマテラピー検定1級
・お仕事などで、アロマテラピーについてしっかり根拠のある説明をしたい方
⇒アロマテラピーアドバイザー
・アロマテラピーの講師をしたい方や同程度の専門的知識をつけたい方
⇒アロマテラピーインストラクター
・全身のアロマセラピートリートメントができるようになりたい方、サロンで働きたい・開業を目指す方
⇒アロマセラピスト
・アロマの香りやブレンドについて深く学びたい方
⇒アロマブレンドデザイナー
・ハンドトリートメントができるようになりたい方
⇒アロマハンドセラピスト
かなり長いので、目次から知りたい項目のところに飛んでくださいね。
AEAJ(公益社団法人 日本アロマ環境協会)の認定資格
AEAJは日本内閣府からアロマセラピー関連で唯一、公益認定されている法人です。
日本で一番有名なアロマの基本のキから学べるアロマテラピー検定などの資格認定制度があります。
日本国内でアロマセラピストをされている方はもちろん、
販売員やアロマセラピー講師をしている方、アロマセラピー関連の事業を取り扱っている企業の会社員の皆さんの中でもAEAJの資格を持つ方が圧倒的に多いです。
資格の種類も豊富で、自分が学びたいレベルに合わせて色々な選択肢があるのが魅力です。
ただ、より専門的な勉強をするアロテラピーアドバイザーなどの資格に挑戦したい場合は先にアロマテラピー検定1級に合格しなければならないなどステップアップ方式になっています。
上の方の資格を目指すとなると下記のようなステップを踏まねばならず、時間がかかったり、手続きが面倒だという難点があります。
その順番としては
アロマテラピー検定1級取得
⇓
AEAJ入会(アロマテラピー検定1級取得後入会可能)
⇓
アロマテラピーアドバイザー取得
⇓
アロマテラピーインストラクターorアロマセラピストor
アロマブレンドデザイナーorアロマハンドセラピスト取得
(全て取ることも可能)
という流れになります。
次に、それぞれの資格で身に付く知識や特徴などをみていきましょうー。
AEAJの資格の種類
アロマテラピー検定2級(申し込みだけで受けれる)
・アロマテラピー検定2級の特徴
アロマテラピーを生活の中に取り入れて、健康維持や家族のために使ってあげたいという人にぴったりです。
アロマテラピーの基本の中の基本を学ぶ検定で、分かるようで分からなかったアロマテラピーって一体全体なんなんだ?ってことを勉強する感じ。
一番大切な安全な精油の使い方もしっかり学べますね!
私は、アロマを使って自分で基礎化粧品を作っているのですが、どの割合で精油を混ぜたら安全か、どれだけいれたら危険なのかをしっているからこそ、
安全で効果のある化粧品を作れているんだと思います!(肌の調子めっちゃいいし)
2級で学習する10種の精油は香りも良く、単体でもブレンドしてでもよく使える精油です。
詳しい勉強内容などはこちら
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマテラピー検定 | 出題範囲
・勉強方法
基本的には公式のテキストを使っての独学になります。
検定の勉強だけでなく、アロマテラピーの入門書としても使えるので持っておいて損はないですね。
独学だと不安だわという方の中には、認定スクールにて講座を受ける方もいるようです。
認定スクール一覧はこちら↓↓
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | 認定スクールのご案内 | 認定スクール一覧
(スクール検索するときには【アロマテラピーアドバイザー資格対応コース】にチェックを入れて検索してください)
2級公式テキストはこちら↓↓
学習対象の精油も一緒についてるものもありました。精油は生活の木のものです!
アロマテラピー検定 2級2点セット (公式テキスト2級+精油セット2級)
【アロマ検定 最新版 改訂版 メール便不可】
1級とセットになっている教科書もありました!↓↓
アロマテラピー検定1級・2級テキスト&問題集 1回で受かる! 〔2016〕/長谷川由美【2500円以上送料無料】
・受験時期と費用
時期:半年に1回のペースです。(5月、11月)
受験費用:2級、1級ともに6480円(2016年11月現在)
アロマテラピー検定1級(申し込みだけで受けれる)
・アロマテラピー検定1級の特徴
アロマセラピーを詳しく学んでいきたい方や、今のお仕事にアロマの知識を活かしたい方。
さらに上のレベルの資格取得を目指す方に向いています。
アロマテラピーがどうやって身体に作用し健康維持に役立つかや、
アロマテラピーに関する法律なども学ぶことができ、
2級よりも専門的な内容に入ってきます。
学習する精油も2級のときの3倍になり、その分多くの活用法も学べて幅が広がりますね!
これより上のレベルの(アロマテラピーアドバイザー等)の資格を取得する場合は、
このアロマテラピー検定1級に合格することが必須となっています。
アロマテラピーに興味があり、深く学んでいきたいと思われる方は
2級を受験せずにイキナリ1級に挑戦してみるのもいいですね^^
(※ただし、1級の試験範囲には2級の内容も一部含まれています)
詳しい勉強内容はこちら↓↓
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマテラピー検定 | 出題範囲
・資格取得や勉強方法
2級と同様、基本は公式テキストによる独学です。
独学だと不安だわという方の中には、認定スクールにて講座を受ける方もいるようです。
認定スクール一覧はこちら↓↓
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | 認定スクールのご案内 | 認定スクール一覧
(検索するときには【アロマテラピーアドバイザー資格対応コース】にチェックを入れて検索してください)
1級公式テキストはこちら↓↓
対象精油がセットになってるものもあります。
アロマテラピー検定1級セット
(アロマ検定1級用精油セット+アロマ検定1級用検定テキスト)
(生活の木) (アロマ検定1級香りテスト対応/最新改訂版/2015年7月最新版テキスト)
1級と2級と一つになっているテキストもあります!
1級の試験には2級の範囲も含まれますので、こちらを1冊買って勉強するのもアリですね。
・受験時期と費用
時期:半年に1回のペースです。(5月、11月)
受験費用:2級、1級ともに6480円(2016年11月現在)
アロマテラピーアドバイザー(対象講座を受講すると取れる)
アロマテラピーの基本知識を正しく社会に伝えることができる能力を認定する資格です。
精油の正しい使用方法やアロマテラピーに関する法律の知識を習得し、
安全なアロマテラピーの楽しみ方を一般の方にアドバイスできる専門人材です。
・この資格の特徴
アロマショップで販売のお仕事をしたい方やしている方、
職場の環境改善や健康管理のためにアロマテラピーを導入したい方や、
お友達などに安全なアロマテラピーのアドバイスがしたい方向けの資格です。
アロマテラピー検定と違う所は、
アロマが何故心や身体に良いのか、どうやって身体に作用するのかを含めて、
自分以外の人に安全にアロマテラピーを行うための方法を伝えたい!という方が取得するととても役立つ資格になっているところです。
また、更に上のレベルであるアロマテラピーインストラクターやアロマセラピストなどの資格を目指すときにも、アドバイザーの資格が必須になります。
・勉強内容
勉強する内容も、アロマテラピーの安全な楽しみ方を第三者に伝える上で重要な精油などの基礎知識や医薬品医療機器法等のアロマテラピー関連法規を学びます。
とにかく、誰かに伝えるということを意識しての勉強になりますね!
・資格取得条件・方法
まずは、上記でお伝えしたアロマテラピー検定1級に合格する必要があります。
それに合格するとAEAJに入会することができるんです。
その後、アロマテラピーアドバイザー認定講習を受け終えて
履修証明書をAEAJに提出し、資格登録手続きをすれば資格を取得できます。
アロマテラピーアドバイザーには認定試験はありません。
・認定講習と資格取得について
アロマテラピーアドバイザー認定講習会は、AEAJ直接開催のものと全国のAEAJ認定スクールでの開催のものと2種類あります。
どちらもカリキュラムの内容や費用などは同じです。
AEAJ直接開催の講習会についてはこちら(毎年2月と8月に全国15都市で開催)
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマテラピーアドバイザー | 取得方法・申し込み | AEAJ直接開催アロマテラピーアドバイザー認定講習会
認定スクール開催の講習会についてはこちら(開催時期はスクールによって違います)
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマテラピーアドバイザー | 取得方法・申し込み | 認定スクール開催アドバイザー認定講習会
受講料は一律5,140円(消費税・テキスト代込)です。
・受講料の他にかかるお金について
受講した後は資格登録が必要になり、資格登録料として別途10,260円(税込)がかかります。
更にAEAJ入会金として10,000円(初年度のみ)、更にさらにAEAJ会員年会費は12,000円がかかります。
アロマテラピーインストラクター(試験合格後取得)
アロマテラピー教育のスペシャリストとして、安全なアロマテラピーの実践方法を一般の方に教授できる能力を認定する資格です。
精油の専門知識に加え、健康学や解剖生理学、メンタルヘルスなどに関する知識を習得し、
アロマテラピーの健康維持への役立て方や幅広い利用法を指導できる専門人材です。
・この資格の特徴
アロマテラピーを人に伝えるだけではなく教えていきたい方に適しています。
アロマテラピーを人に伝えていく人材を育てられるぐらいの専門人材になるための資格ですね。
健康学や解剖生理学なども絡めてアロマテラピーを学問として勉強するイメージ。
私もアロマセラピーの勉強で解剖生理学やメンタルヘルスの授業などを受けましたが、そういうのって面白いんですよ!
人間の体の仕組みとかちょっと分かるだけでも人間の身体って本当によくできてるなーって心の底から感心します。
アロマテラピーの勉強としてだけではなく人間そのもののことを深く考えるきっかけとなるような内容もあり、めっちゃ楽しいです!
そういうことに興味があって学んでみたい方ならやりがいを得られるのでないかなぁと^^
・勉強内容
解剖生理学や健康学やメンタルヘルスなど、人間の心と体の健康について学びつつ、
アロマテラピーの分野も精油学総論やアロマテラピーの利用法などについてもじっくり時間をかけて学びます。
人間の心と身体に絡めた深いアロマテラピーを勉強することができます。
詳しいカリキュラムはこちら
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマテラピーインストラクター | 学習内容
・資格取得条件、方法
アロマテラピーアドバイザーの資格を取得した後、認定スクールにてアロマテラピーインストラクター必須履修科目を受講します。
受講後に試験を受けて合格すると晴れて資格を取得できます。
認定スクール一覧はこちら
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | 認定スクールのご案内 | 認定スクール一覧
(※アロマテラピーインストラクター資格対応コースというとこにチェックを入れて検索してください)
ここで少しややこしいのは、必須履修科目を受講するだけではアロマテラピーインストラクター試験の全範囲を学習することはできないということです。
必須履修科目の他に標準カリキュラム(必須履修科目含む)というものがありまして、
そちらを受講すれば全ての範囲を学習できます。
ただ、必須履修科目だけをスクールで受講する場合は通う時間数の合計が25時間以上で金額も8万~10万円程なのに対し、
標準カリキュラム(必須履修科目含む)を受講すると時間数合計が48時間以上で金額も15万~18万円程かかります。
なので、お金も時間も節約したい!必須履修科目だけを受講したい!という場合はAEAJが発行する資格マニュアルに記載の参考図書などを使っての独学になります。
資格マニュアルは会員の方は1冊540円(税込)、一般の方は1,080円(税込)で購入することができるそうです。(それぞれ送料・振込手数料が別途かかります。)
アロマテラピーインストラクター試験のための公式テキストはないのですが、試験対策本はありました。
アロマテラピーインストラクター試験対策&問題集改訂版 制度改正後の出口調査分析による
アロマテラピーインストラクター試験“徹底”対策問題集1000
アロマセラピスト(試験合格後取得)
プロのアロマセラピストとして、一般の方にアロマテラピートリートメントやコンサルテーションを実践できる能力を認定する資格です。
精油の専門知識に加え、解剖生理学や皮膚科学に関する知識、トリートメント技術などを習得し、
ボディおよびフェイスへのアロマテラピートリートメントやコンサルテーションを提供できる専門人材です。
(※コンサルテーションとは、お客様の身体・心に関するお悩みを聞き出し、そのお悩みに効果を発揮する精油を選択することです)
・この資格の特徴
全身(フェイシャルも含め)のアロマトリートメント(マッサージ)を学ぶことができます。
解剖生理学や皮膚科学などと実際の技術を絡めながら学習できます。
更に、ホームワークとしてアロマトリートメントを30回行った記録を提出しなければならないので、家での勉強時間や資格取得に必要なタスクも一番多い。
本当にサロンなどで働きたい方、開業を目指す方におすすめです。
業界の中でも認知度の高いAEAJのアロマセラピストの資格を持っていれば、技術が身についていることを認めてもらえることが多いです。
・勉強内容
解剖生理学も20時間以勉強する上に、顔面の皮膚科学なども増え、人間の身体についてかなりの時間を割いて学習します。
また、ボディートリートメントの実技なども加わり勉強時間は148時間以上とAEAJの資格の中では最も長く専門的に勉強することになります。
詳しいカリキュラムはこちら
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマセラピスト | 学習内容
・資格取得条件
以下の6つの条件にあてはまれば資格を取得できます
1.アロマセラピーアドバイザーの資格を取得している
2.アロマセラピスト必須履修科目を受講している
3.アロマセピスト学科試験に合格している
4.学科試験合格後2年2か月以内にトリートメント実技試験に合格している
5.学科試験合格後2年2か月以内にカルテ演習(実際に30回トリートメントを行った記録をカルテに書いて提出)を修了している
6.資格登録手続きを完了する
・取得にかかる費用
アロマセラピスト必須履修科目は認定スクールにて受講できます。
受講費用はスクールによってまちまちなのですが、大体の目安は
学科(標準カリキュラム):17万~20万円
実技:25万円前後のところが多かった印象です。
受験には
学科試験:5,140円(税込)
実技試験:51,408円(税込)
カルテ審査:51,408円(税込)
がかかります。
この他にも勉強道具である精油を揃えたりするとトータルで60万円程かかると思っておいたほうが良いと思います。
・資格取得方法やスクール
学科試験についてはアロマテラピーインストラクターと同様、必須履修科目だけを受講しても試験範囲の全てを学習することができないので、
独学などが難しいと思われる方には標準カリキュラムの受講がおすすめですね。
お金や時間の関係などで独学の方はAEAJから配布される資格マニュアルに記載の参考図書を使います。
認定スクール一覧はこちら
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | 認定スクールのご案内 | 認定スクール一覧
問題集も見付けました!
アロマテラピーインストラクター試験アロマセラピスト学科試験に一回で合格するための 公益社団法人日本アロマ環境協会試験完全対応!
・ちょっとややこしいところ
アロマセラピストの資格は、最初に学科試験を受けて合格後2年2か月以内に実技試験とカルテ演習を修了させることになります。
なので、焦って学科も実技も同時進行で試験合格まで持っていく必要はなく、少し余裕をもって考えても良いかと思います。
アロマブレンドデザイナー(対象講座を受講すると取れる)
精油を組み合わせてブレンドすることで、さまざまなシーンや目的に合ったオリジナルの香りを創作することができる能力を認定する資格です。ブレンドの知識や技術をアロマテラピーを行う際に活用することや、創作した香りを楽しみ、その魅力を伝えるのに適しています。
・この資格の特徴
つい1か月前(2016年10月15日)にできたばかりの新しい資格です。
この資格ではとにかく精油の”香り”に焦点を当て、
精油をブレンドして良い香りを作る(オリジナルの香りを作る)にはどうしたらいいか?を学べる唯一の資格です。
今までの資格では、アロマセラピーの効果や精油がどのように身体に作用するのかを学習したり、
体の色々な症状に効く精油を選べるようになる技術は身に付けることができていました。
でも精油同士をどうやって組み合わせたらバランス良く、良い香りを作れるのかを学習する機会は非常に少なかったんです。
今回、それに着目した資格がやっとできたんですね。
だから、”セラピー”ではなく、”デザイン”なのでしょう。
・資格取得の条件
アロマテラピーアドバイザーの資格を取得し、
アロマブレンドデザイナー標準カリキュラムを受講することで取得できます。
この資格に認定試験はありません。
標準カリキュラム が受講できる認定スクールはこちらです
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | 認定スクールのご案内 | 認定スクール一覧
(※アロマブレンドデザイナー資格対応コースにチェックを入れて検索してください)
・勉強内容
香りづくりの歴史から、香りの特徴を捉える方法から勉強します。
香りの細かい分類方法や、実際に存在するオーデコロンを応用したブレンド実習、
また、作った香りの活かし方まで、幅広い内容を学習できます。
ブレンドの実践の授業時間が長いのはとても楽しそうですね!
私も近々挑戦してみたいと思います!
こちらからテキストの試し読みができます。
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマブレンドデザイナー 公式テキスト 試し読み
詳しいカリキュラムはこちら
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマブレンドデザイナー | 学習内容
・費用について
4回~9回の講座に分けられていて、
7万円~9万円前後のスクールが多かったです。
アロマハンドセラピスト(対象講座を受講すると取れる)
安全にアロマテラピーを行うための知識を持ち、第三者にアロマハンドトリートメントを提供できる能力を認定する資格です。身の周りの方をはじめ、ボランティアや地域活動などにおいて、第三者にアロマハンドトリートメントを実践するのに適しています。
・この資格の特徴
短い時間に大切なことだけを勉強し、すぐに実践できる技術が身に付くことが一番の特徴です!
全身のアロマトリートメントって受けるのは気持ちいいし、お友達や家族にやってあげたいけれど学ぶ時間もお金もなかなか確保できない…
アロマを使ってボランティアなどをして社会貢献したい!
そんな方におすすめですね。
ハンドトリートメントって、想像よりも心地良いんですよ。
人の手の温かさをダイレクトに感じることができて気持ちもホッとしますし。
何より全身のトリートメントのようにマッサージベッドや大量のタオルが必要ないので、
お金もかからず誰かにしてあげたいときにすぐにできます。
お仕事や勉強でお忙しいご家族にしてあげるのにぴったりなのではないかなぁ。
・資格取得条件
アロマテラピーアドバイザー資格を取得し、
認定スクールでアロマハンドセラピストの標準カリキュラムを修了すると取得できます。
この資格に認定試験はありません。
標準カリキュラム が受講できる認定スクールはこちらです
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | 認定スクールのご案内 | 認定スクール一覧
(※アロマハンドセラピスト資格対応コースにチェックを入れて検索してください)
・勉強内容
ハンドトリートメントの手技はもちろんのこと
簡単な解剖生理学やタッチングの効果も学べて、行う手技に自信がつきます。
また、トリートメントオイルの作り方などもしっかり学べるので安全にハンドトリートメントが行えるようになります。
ここからテキストの試し読みができます。手技の画像解説もわかりやすい。
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマハンドセラピスト 公式テキスト 試し読み
詳しいカリキュラムの内容はこちら
(公社) 日本アロマ環境協会 | アロマの検定・資格 | アロマハンドセラピスト
・費用について
1回、もしくは2回にわけられている講座で、
12,000円~18,000円前後のスクールが多かったです。
結構スクールによってそれぞれでした!
それぞれの資格の特徴まとめ
最後に、もう一度それぞれの資格の特徴を短くまとめてみたいと思います。
・アロマテラピー検定2級
⇒アロマとは何ぞや?という基本中の基本を学ぶ検定(テストあり)
・アロマテラピー検定1級
⇒アロマテラピーがどうやって身体に作用し健康維持に役立つかや、アロマテラピーに関する法律なども学ぶことができ、2級よりも専門的な内容に入る。
アロマテラピーアドバイザーを取得するために必要。(テストあり)
・アロマテラピーアドバイザー
⇒アロマが何故心や身体に良いのか、どうやって身体に作用するのかを含めて、
自分以外の人に安全にアロマテラピーを行うための方法を伝えたい!という方が取得するととても役立つ資格。
アロマの販売やお仕事に活かしたい方。
これより上級の資格を取るために、アドバイザーの資格が必須となる。
(受講のみ)
・アロマテラピーインストラクター
⇒アロマテラピーを人に伝えるだけではなく教えていきたい方に適している。
アロマテラピーを人に伝えていく人材を育てられるぐらいの専門人材になるための資格。
健康学や解剖生理学なども絡めてアロマテラピーを学問として勉強するイメージ。
(テストあり)
・アロマセラピスト
⇒全身(フェイシャルも含め)のアロマトリートメント(マッサージ)を学ぶことができる。
知識もともなったプロのアロマセラピストになりたい方、ご自分で開業を目指す方などに。
(テストあり)
・アロマブレンドデザイナー
⇒とにかく精油の”香り”に焦点を当て、精油をブレンドして良い香りを作る(オリジナルの香りを作る)にはどうしたらいいか?を学べる唯一の資格。
香りで空間のデザインをしたい方に。
(受講のみ)
・アロマハンドセラピスト
⇒短い時間に大切なことだけを勉強し、すぐにハンドセラピーができる技術が身に付く。アロマを使ってボランティアなどをして社会貢献したい方に。
(受講のみ)
こんな感じです。
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